2018/06/01 15:00

手帳とは、日々の生活や仕事、時間を共にする相棒のような存在です。

それは、日々の小さな歴史です。

 

一人ひとり生活スタイルや手帳の使い方にも違いがあり、

それを経年変化と共に反映できるような手帳です。

 

「サイズ」
約15cm x 11cm(閉じた状態)

 

 

一番の違いは、簡単なことですがペンホルダーを左側に配置したことです。

 

筆記の際、右側にペンホルダーがある右手にあたってしまうため、

少しのストレスがありましたが、

左側にすることにより右手に当たらずにすみます。

 

加えて太い軸のペンが入るように大きめにしてあります。

(写真ペンはDELTAヴィンテージです。)

 

 

 

バインダー金具はネジ式で取り外しがきくため、

バインダー金具が壊れた場合もご自身で交換可能です。

 

取り外しが必要ない場合は、ボンドを穴に少し入れ、ネジで締め上げると

取れにくくなります。

 

カードも収納したいとご要望がありましたので、

4枚収納可能です。

 

その下も両側ポケットになっています。

 

 

 

 

バインダー金具以外は、真鍮製のカシメを使っているので、革と共に経年変化を楽しめます。

 

販売している革小物は全てセミオーダー・再販が可能です。

 

システム手帳の仕様は数種類あります。

システム手帳のセミオーダーももちろんセミオーダー再販可能です。

 

帯の留め方も数種類あります。

 

 

 

システム手帳A


帯部分は真鍮製カシメ(丸型)

 

 

 

 

 

帯部分は真鍮製カシメ(帯の形が剣先)

 

 

帯の形が丸型

フィオッキホック式

 

 

 

 

隠しフィオッキホック式

 

 

 

ギボシ式

 

 

コンチョ式

 

 

 

 

 

内装はもう一種類あります。

 

 

 

今回使用している革(イタリアンヴィンテージバケッタ)は、

イタリアはトスカーナ州ので生産されている

バケッタレザーを使用しています。

 

バケッタレザーを簡単に言うと、

「植物タンニンなめし」の後に「オイルを加える」ことで、

極上の経年変化を楽しめる革です。

 

エルバマットや私のところで使用している革は、

ブライドルレザー、クロムエクセル、ルガトー、エルクレザー以外は、

全てこの「バケッタレザー」(タンニンなめしも含め)の世界最高峰に位置する革たちです。

 

 

 

イタリアンヴィンテージバケッタはプルアップレザーでもあります。

革を曲げると色が薄くなる「オイルが走る」
現象をおこします。

 

 

 

 

 

 

 

製作工程はこちらで詳しく書いています。

 

手縫いで、すべての工程を一人で制作

金具はイタリアの真鍮製フィオッキ社の最高級ホックを使用しています。

 

 

オイルケアは不要で、

普段は乾拭きのみのケアが、一番いいです。
汚れが付いたときや、たまに固く絞った柔らかい布で拭き、

乾拭きしてあげるといいです。

(馬毛ブラシがおすすめです。)

 

 

イタリアンヴィンテージバケッタの他にもいろいろなラインナップがあります。

 

 

 

{共に刻む歴史}

 

気に入ってもらえた革や仕様で共に歴史を刻んでいただければ幸いです。